ピンサロに包茎が行っても問題ない？嬢の本音やサービス内容を解説

包茎とは、亀頭（陰茎の上部）が包皮（陰茎を包む皮膚）で覆われた状態です。

すべての男性は幼児時代は亀頭と包皮が癒着しており、年齢を重ねると癒着が徐々に解消されて、思春期頃には自然に亀頭が露出した状態になります。大人になってもさまざまな理由によって亀頭が露出されず包皮で覆われている場合、亀頭の露出度合いによって、仮性包茎・カントン包茎・真性包茎に分類されます。種類ごとの概要は、以下の通りです。

仮性包茎とは、平常時に亀頭の一部もしくは全部が包皮で覆われた状態を意味します。仮性包茎は勃起時に手を使用すれば痛みや締めつけを感じず、スムーズに亀頭を露出できることが特徴です。平常時に「カリ（亀頭下部のくびれ）」部分で包皮が止まっているものの、手で包皮を被せると亀頭を覆える状態も、仮性包茎の一種とされます。

仮性包茎は医学的な病気ではなく、およそ6～8割程度の日本人は仮性包茎と言われています。そのため、パートナーとの性生活や日常生活に特段の支障がなく、見た目や臭いなども気にならない場合には、特別な治療が不要です。

なお、仮性包茎の重症度は人によってさまざまです。軽度の仮性包茎の場合は勃起時、自然に亀頭が露出します。勃起時にも包皮が多く余っている場合は、重度の仮性包茎です。

カントン包茎とは、包皮先端の口の部分が元々狭く、無理に剥いたことが原因で亀頭が腫れた状態です。自分自身で無理に剥く以外にも、性行為中に包皮が反転してしまい、カントン包茎になる人もいます。

勃起時に包皮を剥こうとすると途中で締めつけや痛みを感じるトラブルは、カントン包茎になる手前の状態です。違和感を無視して包皮を剥き、亀頭が腫れて元に戻らなくなった状態が「カントン包茎」と考えてください。

カントン包茎は痛みを伴い、最悪の場合は性器の一部が壊死する恐れもあるため、保健医療の対象となる病気の1つです。

真正包茎とは、平常時・勃起時を問わずに亀頭が包皮で覆われ、露出できない状態です。真正包茎は、包皮口が狭い・亀頭と包皮が癒着しているなどの原因によって起こります。

18歳以上の真正包茎はほぼ、自然には治癒しません。また、真正包茎は日常生活や性生活に支障を来すケースも多く、医学的な病気とみなされるため、医療機関での治療が推奨されます。

包茎の人もピンサロに行き、サービスを受けること自体は可能です。ただし、臭いがひどい、汚れが残っているなど、衛生面の問題を感じさせる人の場合は、ゴムの着用を依頼されるケースがあります。カントン包茎・真正包茎の人も多くの場合、ゴムの着用が必要です。

包茎の人がピンサロで受けられるサービスの概要と遊ぶ際の注意点を、包茎の種類別に詳しく解説します。

仮性包茎の人は基本的にはピンサロで、通常と同様のサービスを受けられます。ただし、臭いや汚れが気になる場合はピンサロ嬢の判断で、ゴムの着用を依頼されるケースもあるでしょう。

なお、仮性包茎の人が亀頭を中心に責められると、くすぐったさや痛みを感じることがあります。手コキ中に違和感がある場合には刺激を和らげる目的で、ローションの使用や強さの調整を依頼しましょう。

真正包茎・カントン包茎は包皮を剥いて亀頭を洗うのが難しく、恥垢が溜まりやすい状態です。溜まった恥垢で亀頭周辺が蒸れると雑菌が繁殖し、性感染症につながる可能性もあることから、ゴムを着用してサービスするか、フェラサービスなしの対応を取られます。ピンサロによってはお店のルールとして「真正包茎・カントン包茎に対するゴム無しのサービスの禁止」を女の子に指示しているため、対応の強要は避けましょう。

また、真正包茎・カントン包茎の人は、勃起したときやサービスを受けたときに、痛みを感じるケースがあります。サービスの最中に痛みを感じた際には無理をせず、ピンサロ嬢に伝えるのをおすすめします。

痛みによって万が一サービスを中断せざるを得ない場合も、ピンサロでは女の子とのスキンシップや会話を楽しむことが可能です。時間に余裕があれば女の子を攻め、反応を楽しんでもよいでしょう。

基本的に風俗店では包茎であること自体は気にされず、ピンサロ嬢から敬遠されるリスクは低いと言えます。しかし、普段のケアが不十分で、清潔感がない人の場合は例外です。

ピンサロでは肌と肌が触れ合うプレイを提供するため、不潔な状態でサービスを受けようとするのはマナー違反です。ゴムの着用を拒否したり、相手の嫌がるプレイを強要したりするのも風俗遊びでのマナー違反に該当します。

ピンサロ嬢が本音では不愉快に感じるのは、体が不潔な状態でお店を利用する、プレイする相手への配慮やマナーに掛ける態度です。満足度の高いサービスを受けるためには、接客を担当する相手へ最低限の気遣いを示すとともに、清潔な状態でお店へ行くのがおすすめです。

包茎の人でもピンサロで遊べます。ただし、風俗嬢に嫌われないよう、体を清潔に保ち、サービスする相手に不快感を感じさせない配慮が必要です。以下では、包茎の人がピンサロで楽しく遊ぶためのポイントを解説します。

包皮の内側に恥垢が溜まると不愉快な臭いの原因になるだけでなく、炎症やかゆみにつながるリスクもあります。仮性包茎の人は、ピンサロで遊ぶ前にはもちろん、普段から以下の手順に沿って毎日、包皮の内側まで洗いましょう。

十分に洗っている場合でも、乾燥不足の場合は臭いが落ちにくくなり、汚れやかぶれの原因になります。洗うだけでなく、乾燥にも注意しましょう。

仮性包茎の場合、十分にケアできていない状態でピンサロへ行く場合は、自分からゴムの着用を依頼すると好印象です。真正包茎・カントン包茎で包皮の内側まで洗うのが難しい場合も同様に、ゴムの着用を依頼しましょう。

包茎の人が性病の病原菌に感染すると、重症化しやすい傾向があります。ゴムを着用してもらえば感染リスクを軽減でき、自分自身の身も守ることが可能です。

包茎に対するコンプレックスが強く、自信を持ってピンサロで遊べない場合、医療機関に相談し、手術を受けるのも1つの手段です。真正包茎やカントン包茎は基本的に健康保険適用で手術を受けられるため、自己負担額を一定の範囲に抑えられます。

ただし、包茎手術はトラブルも多く、手術後の痛みがひどい、機能障害など後遺症が生じたという事例や、高額な診療費を請求された事件なども存在します。包茎手術を受ける場合は、十分にインフォームド・コンセントを受け、信頼できる医療機関を受診することが大切です。

出典：国民生活センター「美容医療サービスにみる包茎手術の問題点」

包茎には仮性包茎・カントン包茎・真性包茎の3種類があり、仮性包茎の場合は一般的に通常のサービスを受けられます。ただし、悪臭があるなど性器が不潔な状態の場合、ゴムの着用を依頼されるケースがあります。また、カントン包茎や真性包茎の人は、基本的にゴム付きでサービスを受けるか、フェラチオなしの対応を取られるため、注意が必要です。

ピンサロ嬢をはじめとする風俗嬢には、包茎であること自体は気にしないものの、不潔な状態でサービスを受けようとする態度を嫌う人が多くいます。しっかりと包皮の内側まで洗浄し、難しい場合は自発的にゴムの着用を申し出るのがおすすめです。コンプレックスが強い場合、包茎手術を行うのも1つの手段です。手術を受ける場合は、十分にインフォームド・コンセントを受け、信頼できる医療機関を探しましょう。